@LKrauss1らによる最近の論文「物理学における決定不可能性が万物の理論に及ぼす結果」は、ゲーデル/タルスキーの不完全性は、現実がシミュレーションになり得ないことを意味すると主張しています。しかし、彼らはカテゴリーの誤りを犯しています。 🧵
「完全な現実理論」は、それ自体の一貫性を証明する必要はありません。 形式的な不完全性≠物理的な不完全性。 そのような理論は形式的には不完全であると予想されます。証明不可能なステートメントは、現実の還元不可能な構造に対応するだけで、それを無効にするものではありません。
著者らは、ゲーデルの文章を物理的事実(例えば、「特定のブラックホールのミクロ状態」)にマッピングし、「自然界で実現された」非アルゴリズムの真理述語を要求します。これは、何の正当化もなくメタ論理から存在論にジャンプします。
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